基礎や柱を筋かいで止めて建物の剛性を上げ、建物自体の強さで倒壊を防ぎます。しかし建物の強度が上がることで、地震エネルギーによる揺れがそのまま建物に伝わり、揺れを抑えることができません。
制震ダンパーは地震エネルギーによる揺れを吸収することで、建物の揺れを約1/3に軽減させることができます。建物倒壊等の危機が減り、安全性を確保します。
構造は基本的なオイル式のショックアブソーバーと同様です。オイルを満たした筒の先端にピストンを付けたピストンロッドを入れてストロークさせます。ピストンは完全にシールドされておらず、小さな穴(オリフィス)をオイルが通過する構造です。
これによりストロークする際にピストンはオイルの中を移動することができ、オイルを通過させる際に発生する粘性抵抗を利用して揺れに抵抗するため、いち早く減衰することができます。制震ダンパーは地震エネルギーによる揺れを吸収するだけでなく、繰り返し起こる地震にも対応可能です。
何度でも揺れを吸収し、高い減衰効果が持続します。
MAKKの制震ダンパーは木造在来軸組工法や2×4工法の新築・リフォームのあらゆる木造住宅に取り付けできます。特に開口部の壁量アップに最適です。
MAKKの制震ダンパーは耐久性が高く、日本独特の四季による環境変化にも十分に対応します。設置後のメンテナンスが一切不要なため、ローコストで高いコストパフォーマンスを誇ります。
強い大地震に耐えるだけではなく、繰り返し発生する余震の揺れも吸収します。
ダメージの蓄積が少なくすむため、地震の後も長く安心して暮らすことができます。
耐震対策の補強として制震ダンパーを取り入れる事で、建物の揺れを軽減する効果をプラス。大地震に耐えられ、倒壊や大破壊などの致命的な被害を予防します。
制震ダンパーは、新築時だけでなく建設後の後付け設置もできます。
リフォーム時に耐震対策の補強として制震ダンパーの取り付けをオススメします。
住宅建築の地震対策は
の3種類があります
基礎や柱を筋かいで止めて建物の剛性を上げ、建物自体の強さで倒壊を防ぎます。しかし建物の強度が上がることで、地震エネルギーによる揺れがそのまま建物に伝わり、揺れを抑えることができません。
基礎と建物の間に積層ゴムを設置し、基礎と建物を切り離すことで、地震エネルギーによる揺れを建物に伝わらないようにします。しかしコスト面がかかるため、負担が生じます。
地震エネルギーを建物に取り込んでダンパーに吸収させ、地震エネルギーによる揺れを抑えることができます。建物の損傷が軽減されるため、繰り返し起こる地震に効果的です。
現在の技術では地震自体を抑えることはできないため、このように建物に入ってきた地震の力を抑えることで被害を最小限にする方法が開発され続けています。